ニートで「新しいことに取り組むのがイヤ」な青年を間近で見た

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ニート。べつに珍しくもないこの単語。

でも、リアルで「僕ニートで・・・」って聞くと、ん?と反応してしまったよ。

 

聞いた場所は本屋さん。

どんな本があるかなーとうろうろしていたら、20代前半ぐらいの男女が立ち話をしていました。

 

「僕、ニートで、新しいことに取り組むのがイヤなんだよね」

って、淡々と、なんというか当たり前のことのように、男性が言っていました。

 

自分のことをニートって言うんだ。

自分で言うときは、なんかもっとこう、オブラートに包んで言うもんじゃないの?って
おばさんは心配しちゃったけど、本人は淡々としていたので、「これが自分の生き方」ぐらいに悟ってるんだろうなぁ…

 

 

 

 

ニートってなんだっけ?

改めて定義を確認。

ニート英語: Not in Education, Employment or Training, NEET)は、就学就労職業訓練のいずれも行っていないことを意味する用語で、日本では、15〜34歳までの非労働力人口のうち、通学しておらず、家事を行っていない「若年無業者」を指している。ウィキペディアより

 

 

2006年にでた「ニート」って言うな! (光文社新書)

「ニート」とは、働かず、就学もせず、求職行動もとっていない若者を指す言葉で、日本では二〇〇四年頃より使われ始め、その急増が国を揺るがす危機のように叫ばれている。様々な機関が「ニート」の「人間性」を叩き直そうと「支援」の手を差し押べており、多額の予算が動いている。このような状況下において、本書では、まず、日本での「ニート問題」の論じられ方に疑問を覚える本田由紀氏が、「ニート」という言葉自体の不適切さを量と質の両面から明らかにする。また、『いじめの社会理論』の著者である内藤朝雄氏は、「ニート」が大衆の憎悪と不安の標的とされていることを挙げ、憎悪のメカニズムと、「教育」的指導の持つ危険な欲望について解説する。さらに、ブログ上で「俗流若者論批判」を精力的に展開し注目を浴びている後藤和智氏が、「ニート」を巡る言説を詳しく検証する。

 

 

2012年ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

「ニート」でも「無職」でも「ひきこもり」でも、会社を辞めても仕事してなくても、
幸せに生きることはできる。

こんなに文明や技術が発達した世の中、インターネットさえあれば、
昔ながらの固定した生き方に縛られる必要なんてない。

日本一有名なニートが語る、お金がなくても無理なく楽しく暮らすための生き方と考え方。

会社や国やこれまでの常識が信じられなくなった今を生き抜くための「ニート」なヒントが満載です!

 

 

◆2006年と2012年に出た本をみると、
「ニート」に対する見方・考え方が大きく変わっているんですね。

「ニート」という呼び方はアカン!って論争があり、実際違う呼び方もあるみたいですが、はっきり言って呼び方なんて関係ないんじゃないの?って思います。

 

◆過労死も社会問題化し、ブラック企業や社蓄なんて言葉が出てきて、会社に雇われて働くことが必ずしもいいこととは限らない。

そういう社会になった。

年120人が犠牲に…「過労死」の怖すぎる実態
ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)も2012年に出ていました。

ブラック企業2 「虐待型管理」の真相 (文春新書)は2015年。

 

 

◆私が小学生のころにならった、日本企業の特徴である「終身雇用」「年功序列賃金」が死語になり、若い人の意識が変化していった。

結婚して子供を産み、家を建て、車を持つ。

そういう一昔前の「普通」を捨て、

何も持たず、縛られず、自由に生きる。

生活レベルの向上という発想を捨てることで、自分を大切にする。

そういう生き方が特別でもなんでもなくなってきている。

 

 

◆企業が正社員の数を減らす政策をはっきりと取り始めたのは1995年。私はそう思っています。

経団連 「新時代の『日本的経営』」

労働者を3つにわけ、正社員として雇用するのは全体の2割とし、8割は不安定雇用化するプラン。

①長期蓄積能力活用型グループ←ここだけ正社員
期間の定めのない雇用契約。昇給あり。退職金・年金あり。
管理職・総合職・技術部門の基幹職。
全体の2割程度。

②高度専門能力活用型グループ
有期雇用契約。昇給・退職金・年金なし。専門職(企画・営業・研究開発など)

③雇用柔軟型グループ
有期雇用契約。昇給・退職金・年金なし。一般職、技能部門、販売部門。

 

それ以降、経団連の労働政策分野は「いかに非正規社員を増やすか」に特化していったのではないでしょうか。

 

 

◆希望すれば正社員になれ、夢を追う人だけがフリーターだった時代もあった。

私が学生のころはまだそんな風潮でした。

自分の父が「社蓄」だったのも「まぁ、そんなもんよね」って思っていました。

 

◆私自身も考え方がすっかり変わりましたが、それでも本人が「僕ニートです」ってあっけらかんと言う姿に驚くところは世代の違いのせいか?

 

◆どんな生き方でもいいけれど、とにかく不幸だと思いながら生きる人は減ってほしい。そう願っています。

 

 

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