本はゆっくり読んでもいいんです

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私と本との付き合いは、産前休暇中(今から10年以上前)に深まった。

それまでも、学生時代には課題図書的な文献にはあたってきたが、

読み込めていないとよく指摘された。

だから、読んでもムダかな~なんて思い、あまり読書について考える機会はなかった。

 

産前休暇中、突然本との付き合いが深まったのは、

時間があったから。単純な理由^^;

あの頃の私は、毎日家にいることに抵抗があり、暇をもてあましていた。

持っている本を読んでみるかーと読み始めたはいいけれど、何か面白くない。

大きなお腹で本屋さんにいくのはしんどいと思ったが、

そこはネットで本を買える時代。

手始めに1冊買ってみたらハマッてしまい、毎日文庫本を何冊も読んでいたっけ。

 

仕事にも行っていなかったので、読んだのはおもに小説。

小説を何十冊も読んでから、自己啓発書の類へ。

そして本の読み方系にたどり着き、

「本は速く、たくさん読まなければ」と思うようになっていた。

 

学生時代にも10分で何ページ読むか決めて、とにかくページをめくれ!と教えられたなぁ。

大事なところに赤線をひいて!とも。

そうか、速く読まなくちゃ!

速読を勉強しよう、なんて思って、実際勉強したこともあったなー。

 

 

でも、読んでも身についてない感覚がずっとあった。

読んでいるときにはフンフンとわかったつもりになっているのに、書評を書こうと思ったら手が止まる。

そんなことをずっと繰り返してきた。

 

それでまた本から離れてしまった。

読んでもムダ~ってね。

 

そんなときに、ツイッターでこの本を知った。

本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)

尊敬する平野啓一郎さんの本だ!

読んでみよう!

そんなノリだったが、とにかくネットで注文して買ってみた。

 

この本は、読書のコツについての本で、内容の理解がグンと増すようないくつかの秘訣をまとめた本。

書き手の視点で読んでみよう。

読みながら、自分ならこう書くなど考えながら読もう。

読みながら立ち止まって、「どうして?」と考える。

 

ああそうか。

ゆっくり読んでもいいんだ。

「速く、たくさん」にこだわらなくていいんだ。

ちょっと読書が楽しみになってきた。

 

本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)は、

夏目漱石「こころ」

森鴎外「高瀬舟」

カフカ「橋」

三島由紀夫「金閣寺」

川端康成「伊豆の踊子」

金原ひとみ「蛇にピアス」

平野啓一郎「葬送」

ミシェル・フーコー「性の歴史Ⅰ 知への意志」

を題材に、実際にスローリーディングではこう読むんだよ、読めるんだよということを教えてくれる。
 

こちらも読んでみたい。

 

 

 

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